「十手の道」「辻斬綺談」を入力した

時間がかかっていた「十手の道」と「辻斬綺談」を今日は入力し終わった。 「十手の道」は少し惜しい作品である。妻まで殺されていながら主君に忠誠を尽くすという話なのだが、妻まで殺されているのに忠誠を尽くすことにどうしても違和感を抱かざるを得ないという読者が多いのではないか。 この作品が書かれた昭和13年であれば、今よりは「滅私奉公」の意識は強かったものと思われるが、それでもどうだろうか。 仮…

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「嵐の夜の出来事」「妹の扱帯」「棟梁の娘」「風呂場の秘密」の初出

河出書房版全集などで戦時中で不明とされているのは「棟梁の娘」「娘の役目」「風呂場の秘密」「お此お糸」の4編。戦後で不明なのは「一番札」(昭和21~22年)、「嵐の夜の出来事」昭和24年以前、「妹の扱帯」(昭和24年以前)、「蔵の中の死」(昭和24年以前)の4編であった。 このうち、「嵐の夜の出来事」と「妹の扱帯」の2編は、新報知に連載された「八五郎女難」と、地方新聞(福島民報など)に連載された…

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銭形平次半生記

文藝春秋昭和31年6月号に野村胡堂氏は「銭形平次半生記」という8ページほどの文章を書かれている。内容はオール讀物創刊に当って「半七捕物帳」のようなものを書いて欲しいと依頼されたこと、八五郎は女性の読者に人気があったこと、吉田茂にも愛読されていたことなど、その多くは野村胡堂氏の他の文章でも書かれていることが多いのだが、その中で銭形平次の作品数を「物語の数にして三百六十乃至三百八十篇、枚数八万枚、想…

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「玉の輿の呪」「欄干の死骸」の入力を完了した

今日は「玉の輿の呪」と「欄干の死骸」の2編を入力した。 今日、初出調べの関係で「野村胡堂・あらえびす記念館」の館長の野村晴一氏と電話でお話しすることができた。野村晴一氏は野村胡堂氏の弟のお孫さんである。 野村さんは大変親切で温厚なお人柄で、とても丁寧なお話を伺うことが出来た。やはり銭形平次は初出の判らないものが多く、一つには野村胡堂氏は書きあがった過去の作品に関してはあまり執着が無く、原…

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「二本の脇差」を入力した

今日は河出書房版銭形平次捕物全集の4巻目から「二本の脇差」を入力した。あと、「玉の輿の呪」は途中まで終わった。 「二本の脇差」は推理小説的要素が強い作品で、反面人物描写はちょっと物足りないように感じた。

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「お此お糸」の初出誌

「お此お糸」は昭和19年の初出とされている、本によっては不明、河出書房版などでは書下ろしとなっている。 昨日、東京の古書店で「銭形平次捕物控 外数篇」という本を買った。昭和21年2月5日発行、発行所はアカツキ書店である。 この本は、奇妙な本であった。そもそも題名からして「銭形平次捕物控 外数篇」、ほか数篇とは何ぞや?という感じなのである。で、中を見ると目次はなく、その代わりに小さな紙が貼って…

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「九百九十両」「結納の行方」の入力が完了した

今日は国会図書館に行って、東北文庫には「一番札」は掲載されていない事を再確認した。 東北文庫は総目次などが調べられているので、「一番札」が掲載されてはいないことは前から判っていたのだが、万一目次に掲載し忘れているというミスがあれば、総目次から漏れる可能性がゼロであるわけではない。まあ、常識的にはありえない事だが、再度確認してみたのである。でも、やはり、そんなことは無かった。東北文庫の昭和21年…

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旺文社文庫「随筆銭形平次」の作品年譜

旺文社文庫「随筆銭形平次」の作品年譜というのを見た。 やはり同光社版の全集や河出書房版の全集を下敷きにしているものと思われる箇所がある。一番札や子守唄が西日本新聞になっていたり、恋文道中記がサン写真新聞になっていたり、名画紛失は昭和25年のキング臨時増刊だったり・・・ ただ、ユニークなところもある。生き葬いは宝石に改められているし、若党の恋はクラブになっている。 この本は1979年に出てい…

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一番札の初出、わからないながらも一歩前進

今日は鶴見大学図書館に行って「花嫁殺害 捕物小説選集」(昭和23年新橋文庫)を見てきた。「捕物小説選集」、著者は野村胡堂だからといって必ずしも銭形平次のシリーズが載っているとは限らず、池田大助など他の捕物控である可能性もあるのだが、終戦直後の単行本自体が少ないので、ともかく行ってみたのである。 ということで、あまり期待はしていなかったのだが、結果的には予想以上の成果だった。 この本には銭形平…

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「雪の足跡」を入力した

今日は「雪の足跡」を入力した。 金曜日には「花嫁殺害-捕物小説選集」を見に鶴見大学図書館に行く。昭和23年に「新橋文庫」という出版社が出した本である。果たしてこれが銭形平次なのか池田大助など他の捕物シリーズなのかはわからない。ただ、終戦後間もなく出された作品集はさほど多くは無いので、一応目を通しておこうというつもりである。鶴見大学図書館は学外者は公立図書館の紹介状が必要との事なので神奈川県…

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