「お由良の罪」「矢取娘」「青い帯」の入力が終わった

「お由良の罪」「矢取娘」の2編の入力が終わり第6巻の入力が完了したほかに、今日は第7巻の「青い帯」の入力も終わった。

この時期の銭形平次には、初期の作品のエピソードや登場人物を受け継いだものが目に付く。おそらく作者がネタ探しに初期の作品を見返したりしていたのではないか。

「矢取娘」にもそのような箇所があった。洲崎の金六と言う親分が登場するのだが、平次に向って「今度のは、鎌鼬や自害じゃないぜ」というのである。調べなおしてみると、洲崎の金六親分は第3巻の「お藤は解く」に登場しており、この話では平次は犯人を挙げなかったので、鎌鼬か自害ということに片付けられてしまったのである。

でも、こう説明されないと、「今度のは、鎌鼬や自害じゃないぜ」という言葉だけで直ちに「お藤は解く」を思い出すほどの愛読者は多くは無いだろうと思う。

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