フジテレビ版銭形平次

銭形平次といえばフジテレビで放映されていた連続時代劇を思い出す方も多いはず。888話も放映されギネスブックにも登録されているという不倒の記録を持った長寿番組であった。このため、幅広い世代が、銭形平次といえば大川橋蔵を連想するはずである。
最近になって、ふとしたことから、このフジテレビ版銭形平次がオンデマンドで配信されていることを知った。
1ヶ月888円の有料配信であるが、最初の31日間は無料で、その間にキャンセルすれば費用は掛らない。
で、早速登録して、最初の「おぼろ月夜の女」(1966年)を見てみた。
ネタばれになるが、十二支組とか、石原の利助の子分が黒幕など、「お珊文身調べ」、「永楽銭の謎」などを髣髴とさせるエピソードが織り込まれていて面白い。
以後888回も続くことになる最初の第1話のせいかもしれないが、平次を演ずる大川橋蔵の演技もぎこちない感じがする。また、お静は八千草薫が演じているが、この頃すでに30代半ばになっていたはずで、さすがにトウが立った感じは否めない。八五郎は佐々十郎。丸顔で顎は長くないのが最も違和感があるところだ。
130話も原作を読み続けている筆者からは、平次の役作りと言うか、平次の人柄がいささか荒っぽい。原作の平次なら滅多にしない十手をちらつかせる動作とか、やや違和感もあるのだが、それはそれとして充分に楽しめた。
定番中の定番だけに、オンデマンドで見ることが出来るようになったのは嬉しい。おすすめである。

この記事へのコメント