「群盗」を入力した

今日はサンデー毎日に連載された「群盗」を入力した。
長篇の推理小説を読んでいると、時折、作者は途中で筋書きを変えてしまったのではないのでは?と思うときがある。結末の事をあまり考えずに書き始めてしまって、あとで無理矢理つじつまを合わせようとして、かなり破綻した内容になっていると思う作品があるのだ。
この作品は必ずしもそうではないのかもしれないが、設定と筋書きにはかなり無理があるように思える。サンデー毎日の連載時には、作者は第1回目と第3回目では登場人物の名前を別の名前にしてしまったりしていて、アラも目立つ。作者の勘違いを見逃したサンデー毎日の記者、編集部にも責任がありそうである。(全集への収録の際には手直しされているが)
で、ネタばれになるので、多くは触れないが、この作品は初期の作品の続編であることになっている。前作と本作の実際の公開日には15年もの開きがあるので、この作品を読んだ読者はすぐには気づかなかったかもしれないが、その前作を読み比べてしまうと、本作品の設定にはさらに違和感を抱かざるを得ない。

この記事へのコメント