北海道立図書館

今日は北海道立図書館に行った。仕事の出張にくっつけての札幌滞在である。
北海道立図書館はさほど大規模な感じはしないのだが、昭和25年から昭和27年頃にかけての雑誌の収集がものすごい。また、月刊平凡や明星の収集でも知られている。
特に昭和25年ごろの大衆雑誌の収集は、他の図書館の追随を許さない。1号かぎりでつぶれてしまった雑誌などもかなり集められている。
銭形平次は、大衆読物の部類に入るので、文学誌、文芸誌とはジャンルを異にする。このため、特に大学図書館に蔵書がない雑誌が多いのがつらいところなのだ。昭和24年までは占領軍の検閲制度のおかげで、国会図書館の憲政資料室にかなり網羅的に資料があるのだが、検閲制度の終了直後の昭和25年の雑誌に関しては、道立図書館は好事家にとってのメッカのような場所なのだそうだ。
今回の主眼は、読物と講談に掲載された長編の「無間の鐘」の現物確認、読切小説増刊に載った「貧富問答」、「美男番付」、別冊読物と講談に載った「処女神聖」の現物確認であった。残念ながら「貧富問答」と「処女神聖」は掲載誌が無かったが、他の作品は確認ができた。また、再録掲載された雑誌もいろいろ確認できた。
明日も、道立図書館を訪れて、昭和25年ごろの大衆小説雑誌を眺めてみようと考えている。

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