河出書房版「銭形平次捕物全集」を購入した

これまで青空文庫の入力、校正のボランティアを行ってきた筆者であるが、取り組んできた銭形平次捕物控は全部で383編もある。入力したものは他のボランティアの方々の校正を待つしかないし、筆者が校正を終えた物も公開はいつになるかわからない。
しかし、現在青空文庫で公開されている銭型平次捕物控の作品の大半は旧字旧かなのため、かなりとっつきにくいのが実態だろう。
一方で、新字新かなの銭形平次は、その底本を探すのが難しいのだ。嶋中文庫は刊行途上で倒産してしまったし、富士見書房の時代小説文庫も全作品を収録したわけではない。
何しろ膨大な数の上に、ホームグランドのオール讀物以外にも、サンデー毎日とか家の光とか地方新聞とか、さまざまな媒体に掲載されているので、数多くの出版社が断片的な作品集を出しているのだが、全部網羅したものは昭和33年に完結した河出書房版の「銭形平次捕物全集」しかないのだ。
で、探してみたところ、古書店のデータベースで26巻全冊がそろったものが出ていた。それを購入したのが、電子化を思い立ったきっかけである。
というのは、それは新字新かなで表記された本だったからである。

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