初出調べ 小便組貞女

銭形平次の初出調べは、なかなか進まない。 その一つは、終戦直後の銭形平次の掲載誌には、カストリ雑誌に ちかい本もあるため、国会図書館にも資料が無い、あるいは欠号が あるためだ。 で、「小便組貞女」の初出誌とされている「面白倶楽部」昭和23年 11月号も、国会図書館で欠号となっている1冊である。国会図書館に 無いとなると探すのが、がぜん難しくなる。 このため、仮に掲載されているの…

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路地の足跡

今日は、路地の足跡を入力した。 注文していた、昭和25年に矢貴書店が出した「野村胡堂捕物名作選集①新作銭形平次捕物帳」が届いた。 期待していた矢貴書店の「小説の泉」に掲載された作品はなく、オール読物に掲載された17編が主なものだが、長編の「女護の島異変」が載っていた。河出書房版の全集によれば、女護の島異変は昭和25年の書き下ろしとなっているので、ほぼ間違いなく、この本がそれに相当するもの…

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初出調べ 「小説の泉」編

銭形平次の初出誌調べの続き 河出書房の銭形平次捕物全集の26巻に掲載されている作品年表はあまり信憑性が無く、まだ文春文庫の銭形平次捕物控傑作選3に掲載されている情報の方が正しいのだが、それでも確認作業が必要な状態である。 で、今回は小説の泉の掲載作品を調べてみた。 河出書房万全集では「浮世絵の女」(昭和24年 小説の泉)、「飛ぶ女」(昭和25年 書き下ろし)、「鍵の穴」(昭和25年 掲…

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嘆きの菩薩

今日は、嘆きの菩薩を入力した。イントロはなんとも風変わりで、最後はホロッとさせられる人情話に仕上がっている。野村胡堂ならではの秀逸な筋運びである。銭形平次の秀作の1編であろう。 22日に入力を完了した「八五郎女難」だが、少し補足をしておく。 野村胡堂は報知新聞に勤務しており、戦時中の新聞統合で報知新聞が読売新聞と合併した際に退社して、作家活動に専念したが、終戦後、昭和21年12月15日に…

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血潮の浴槽

女湯の中で娘が殺された話、血潮の浴槽の入力をした。 中編は有徳人殺害を少し入力した。

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